ゴルフがやってきた

福岡県在住のごく一般的なサラリーマン。晩婚だったため一人息子はまだ三年生。同窓会で会う友人のお子さまたちは結構な大人で早く結婚しとけばとも思う今日この頃。これまでの失敗を踏まえ、長いようで短い人生を息子に捧げようと意気込む毎日。

レベル2


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自動ブレーキ(フロントアシスト+シティエマージェンシーブレーキ)

ゴルフの自動ブレーキは、ミリ波レーダーで車両と歩行者を検知して時速30km/h未満では自動的に停止する。それ以上では運転者に警告を出し、それでもブレーキしなければ自動で減速し被害を低減してくれます。7代目後期ゴルフにはいわゆる「自動ブレーキ」、レベル2の自動運転(※レベル2とは最終的な責任は運転者にあり、ステアリングと加減速を車が連携制御してくれるもの)を搭載しています。よく理解していないので少しおさらいをしておきます。2年間乗ってみて自動ブレーキが作動したことはありません。ゴルフの自動ブレーキの警告は信号待ちなどで前の車に接近しても警告されることはないから、機能が備わっているのか心配になろことがありました。以前、前方を走っている車がスーパーに入ろうとしている状況で私が減速をしなかった時に警告音が鳴ってビックリした事があります。推測ですが、前を走る車が停止またはそれに近いときに、自分の車が減速していない場合、早めに警告音が鳴る仕様のようです。警告音は「ビクッ!」とするほど大きな音でした。30キロ未満ではこの警告を無視すると自動ブレーキが作動するのでしょうね。


ACC

ACCは高速道路など走行中にセンサーで先行車を検知して自動で加速・減速を行いながら一定の車間距離を維持するというもの。ゴルフの場合、このセンサーにはミリ波レーダーを使います。カメラも組み合わせていますが、こちらは歩行者などを検知するための形状認識を行い、さらに白線を捉えて車線維持するのに役立てています。これはアウトバーンでの走行を意識したものと見ていいと思います。設定可能な速度は210km/hまでとする一方で、先行車が停止すればそれに追従して停止することが可能。さらに停止後も電動パーキングブレーキのホールド機能によって停止を維持することができます。これを「全車速追従機能付ACC」と呼びます。ゴルフはマイナーチェンジ後の“7.5”となったのを機に全グレードでこれに対応するようになりました。そして、走行中に衝突の危険が及んだときは「フロント・アシスト」が機能して、強制的にブレーキが作動します。幹線道で使ってて赤信号で止まった時、もしくはノロノロ渋滞の時は前車が止まると自車も止まって2秒間だけ自動再発車のチャンスがあります。その間は「ACC is Ready」と表示されます。2秒過ぎると自動再発車はできなくなって、再発車するには「アクセルを踏む」かステアリングの「RESボタンを押す」必要があります。


レーンキープアシスト

「レーンキープアシスト」は運転中に車線をはみ出しそうになったりする、いわゆる「車線逸脱」を抑制する機能で、VWでは「レーン・アシストと呼ぶ。このシステムは、フロントガラス上部に設置されたカメラによって車線を認識し、車線逸脱を検知すると電動パワーステアリングを制御して進路を補正。同時にドライバーには警告音などで作動を知らせます。ただし、ウインカーを操作してから車線変更する場合は作動しませんし、ドライバーが意図的にステアリングを操作すればその操作が優先されます。この機能は車線内を自動的に走行することを可能としているため、高速道路の緩やかなカーブでも軽く手を添えただけで済みます。ただ、手放しすると一定時間後に警告があり、それでも手放し状態が続くとACCも含めてシステムはオフとなります。


トラフィック・アシスト

そして注目の渋滞時追従支援システム「トラフィック・アシスト」です。このシステムは30km/h以上で走行中、ドライバーの両手がステアリングに触れているという条件下で起動が可能になるもの。この機能が作動中は、0~60km/hの速度域でACCをオンにするだけで、一定の車間距離を保ちながら自動的に加速・減速と車線維持支援を行います。ただ、ここでも手放し運転が続けばシステムはオフになります。これはACCの機能と一緒だけど時速60キロ以下でもレーンキープアシスト(勝手に曲がってくれるやつ)が作動する機能(従来は65キロ以上でのみ作動)。だから渋滞中は「クルマが勝手に走って止まって曲がってくれる」。だけどやっぱり「ACC is Ready」(約2秒間)が終わった後の再スタートは人間が行う必要があります。です。